子供たちの教育
公教育において最も重要な要素は何か。私は墨田区の子供たちの教育にとって最も重要なのは、学校の先生であると確信します。東京の公教育は度重なる教育改革の元、教師に対する事務負担を増やしてきました。これにより、先生が子供たちにしっかりと向き合うゆとりを失わせ、教育環境の悪化を招いていると考えます。区立学校設置者の墨田区として、この環境改善にどう取り組むのか議論が必要です。区独自の学校事務員の加配や理想はクラス二人担任制でありますが、人件費の捻出については庁舎職員を始め区全体の職員数のバランスも視野に入れ検討することもありだと考えます。先生のゆとりが生じれば、学校の問題となっているイジメや不登校対策強化にもつながるものと考えます。
次に、墨田区は第一次産業(農林水産業)が無い地域です。食料自給率が低いと言われている日本の子供たちにとって、食べ物の大切さを教えることは重要であり、墨田区においては食育や学校給食に絡めて取り組むことが大事です。また、農業体験等を学校教育の一環として更に充実させるべきと考えます。
ここまで私、桜井浩之の墨田区に対する想いの一端をお示しさせて頂きましが、その他にも産業育成、社会・障碍者福祉、子育て、医療、治安・防災等、墨田区に対する意見や考えを備えております。
私の政治家としての原点は、生まれて以来お育て頂いた故郷・墨田区を守り、発展の一役を担いたいと言う想いが全てであります。真面目な人が馬鹿を見ない世の中づくり。
失職してから約六年の月日が経つ中で、今、多くの方々から墨田区議会へ戻り、再出発をすべきとの意見を頂いているところです。
私が今できる事は何であるか、自問自答を日々重ねて参りました。
来年四月に統一地方選挙が予定されている中、私、桜井浩之は区議会議員選挙に無所属にて立候補をさせて頂く決意を固めました。
ゼロからの再出発となりますが、区議会議員・都議会議員を務めさせて頂いた十八年間の知見、経験を墨田区の為に、これからも発揮できればと考える次第であります。
皆様に於かれましては、突然の決意表明と存じますが、何卒ご理解を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。
最後になりますが、時節柄お身体には十分ご自愛賜り、良いお年をお迎え頂けますようご祈念申し上げます。
不 撓 不 屈
元東京都議会議員 桜井 浩之